福岡(博多)でホテル用地を検討するとき、容積率・建蔽率の上乗せ制度を合法的に使い切ったときの「建てられる量」は、直感では読めません。本ツールは博多駅南の実在の登記筆をクリックして合筆し、敷地形状に合わせて建蔽率・容積率を最大化したホテルのボリュームと、設計図・3Dマッシングを自動生成します(数値は概算です)。

ホテル用地のボリューム検討では、建蔽率(角地緩和や防火地域+耐火の上乗せ)、容積率(前面道路幅員による制限、博多コネクティッドの容積緩和)、高さ制限、道路斜線といった複数の規制が同時に効きます。そのため「最終的に何が上限を決めているのか(binding)」が分かりにくく、緩和を使い切ったときの最大ボリュームを直感で掴むのは難しい作業です。
さらに実務では、土地は「筆(登記単位)」で取得し、開発は隣接筆をまとめた「統合敷地」で行います。どの筆を合わせると、どんな敷地形状・面積になるかを素早く出し、そこから概算の客室数・延床まで早期に握りたい、というニーズがあります。
本ツールはここに、実在の筆を合筆し、規制を最大化したボリュームと設計図・3Dを一気に出す仕組みを置きます。事業の初動判断を素早くすることを目的としています。
構想図ではありません。本番URL(hotel.dx-fukuoka.com)でいま動く状態です。博多駅南の実在の登記筆1,571件を地図表示し、クリックで選択・複数選ぶと合筆して1敷地に統合。建蔽率(角地+10%/耐火+10%)と容積率(指定容積・前面道路幅員・博多コネクティッド+300%)のレバーを動かすと、建築面積・階数・延床・容積消化率・概算客室数などのKPIが即座に更新され、何が上限かの助言も表示されます。
結果は deck.gl による3Dマッシングで地図上に立ち上がり、配置図・基準階平面図・断面図の設計図(SVG)を自動作図、DXF・glTFでの書き出し、冬至の日影シミュレーションにも対応します。データは法務省の登記所備付地図と Project PLATEAU 福岡市2024(LOD1)を使用しています。
但し書き:数値はすべて概算で、建築確認・詳細設計を代替するものではありません。実在筆データは博多駅南が対象で、福岡市全域はカバーしていません。道路斜線・天空率は簡易判定(天空率・総合設計は注記のみ)、日影は近隣協議前の近似です。収益試算(ADR/OCC・宿泊税・プロフォーマ)は未実装です。緩和率や規制値は法令改正で前提が変わり得ます。
本ツールは用地検討の初動でボリュームの当たりをつけるためのシミュレーターであり、建築確認・実施設計・事業収支の確定計算を行うものではありません。最終的な判断は、都市計画図の確認と専門家による設計・検討を前提としてください。
博多駅南の実在筆1,571件を合筆し、建蔽・容積の緩和を反映した最大ボリュームを算出。KPI6項目、配置図・基準階平面・断面の自動作図、DXF/glTF出力、冬至日影スタディに対応。
建築確認、詳細設計、天空率・総合設計の本計算、収益試算(ADR/OCC・宿泊税・10年プロフォーマ)、博多駅南以外の筆は現スコープ外。緩和・規制値は出典時点のもので、改正で変わり得ます。