Top/News/有人ドローン航路プランナー公開
— 2026.07.01 / NEWS

有人ドローン(eVTOL)
航路プランナーを公開

— News

空飛ぶクルマの航路を、
航空法で計画する

株式会社オールフェスタは2026年7月、自社プロダクト「有人ドローン(eVTOL)航路プランナー」を本番公開しました。空飛ぶクルマ(有人eVTOL)は無人ドローンと違い、法的には航空機——ヘリコプターに近い扱いです。だから路線や離着陸場を計画するとき効くのは「制限表面」ではなく、最低安全高度・空港の進入経路・緊急着陸適地。本ツールは福岡を舞台に、公的データを重ねた地図の上で離着陸場を結ぶそばから、「飛べる高度の帯が残るか」を航路の縦断面で可視化します。

3つのレイヤーで「飛べる高度の帯」を判定

  • 最低安全高度(床):人家密集地は最高障害物+300m、非密集地は150m(航空法81条)。空港が街の真上にある福岡都心では、床が400m級まで立ち上がります。
  • 空港の進入経路(天井):上から高度を抑えます。この「床と天井の板挟み」を航路の縦断面で表示し、どこで空港に切られるかを一目で掴めます。
  • 緊急着陸適地:万一のときに降りられる場所の連続性を評価し、路線の安全余裕を可視化します。

使ったデータと特徴

  • 公的・オープンデータで構築:PLATEAUの3D建物、DID(人口集中地区)、OpenStreetMap などを重ねています。
  • 機体タイプの切替:eVTOL/ヘリを切り替えると、静けさ・緊急到達・航続の違いが計画にどう効くかを定量化できます。
  • OD路線網まで可視化:実在拠点を離着陸場として結び、地点間の路線網として描きます。

「想定 → 試作 → 公開」のラダーに沿って、触れる・想像できる単位で対話を始めるという考え方のもと、運用中のものを増やしています。空モビリティは制度が動いている領域だからこそ、まず「福岡でどこが繋がり、どこが空港に切られるか」を一枚の地図で共有できる入口を、自治体・交通/インフラ事業者・まちづくりの皆さまと使いながら育てていきます。

詳細プロダクト紹介ページ本番サイトを開く

※床・天井・地形・建物・DID・着陸適地は実データですが、有人eVTOLの航路ルール自体は日本でまだ未確定(万博・ReAMoで実証段階)で、巡航高度・回廊幅・騒音などは想定シナリオです。飛行可否や事業成立の最終判断には使えません。

本件に関するお問い合わせは お問い合わせフォーム よりご連絡ください。