海には、道路のような標識がありません。漁業権の区域も、港則法の航路も、書類の上にしか存在しないため、現地に立っても境界が見えません。このマップは、水上オートバイ・モーターボート・SUPそれぞれについて「どこで何をしてよいか」を、公開されている一次データを地図に重ねて表示します。糸島から福津・小呂島までを対象にしています。

漁業権が設定されている区域、港則法で定められた航路、港湾管理者の区域。これらはすべて書類と告示の上にあり、海面には何の目印もありません。結果として、悪意なく区域に入ってしまう利用者と、それに困る漁業者が毎年同じことを繰り返しています。
情報が無いわけではありません。公開されてはいるが、水産庁・海上保安庁・港湾管理者・自治体にまたがって別々の形式で置かれているため、遊びに行く人が事前に突き合わせるのは現実的ではありません。
ここでは、それらを1枚の地図に重ねました。遊び方(水上オートバイ/モーターボート/SUP・カヌー)を切り替えると、区域ごとの扱いが色で出ます。あわせて、航行区域の距離条件である「海岸から2海里」も、海面をタップした地点から描けるようにしています。
本番URLでそのまま使えます。遊び方のタブを切り替えると、「避ける」「条件付き」「区域規制なし」が塗り分けで表示されます。塗りは施設や漁具がある区域、枠線は手続きや優先関係が変わる広い区域を表します。
出典とデータの取得日はマップ内に明記しています。データはサイト内に焼き込んであるため、参照元のAPIが止まってもマップ自体は表示され続けます(そのぶん、鮮度は取得日で判断していただく設計です)。
出艇場所は、意図的に載せていません。実際にいちばん強い制約は海面ではなく出艇場所で、砂浜や漁港のスロープから勝手に出ることは港湾管理者や漁協の扱い上ほぼできません。現実にはマリーナなど許可された拠点から出ることになります。地図に出艇候補を描くと、この最も重要な制約を見落とさせるため、あえて範囲外にしています。
本マップは参考情報です。最終的な確認は必ず福岡海上保安部・地元漁協・港湾管理者へ行ってください。色が付いていない場所が安全という意味ではありません。工事区域や新設の障害物は含まれていません。また「避ける」は法令上の禁止を意味するものではなく、入るべきでないという趣旨の表示です。ライフジャケット着用・免許受有者本人の操縦・飲酒操縦の禁止など、船舶職員及び小型船舶操縦者法の遵守事項は利用者の責任です。
公開されている一次データを遊び方ごとに塗り分けて表示。航行区域の距離条件(海岸から2海里、15海里)も地点をタップして確認できる。出典とデータ取得日を明記。
許可の可否を判定するものではなく、行政・漁協への確認を代替しない。出艇場所は意図的に非収録。工事区域や新設障害物は含まず、データは取得日時点のもの。