
ハザードマップを、自分の建物の話にする。
こんな課題に。
- ハザードマップが 250m メッシュ止まりで、住民の「自分の家はどうなのか」に答えられない
- 揺れやすさ・液状化・想定震度・30年確率が別々の出典に散らばり、1地点で横断的に読めない
- 県・市が出した被害想定が PDF のままで、地図として住民に配れていない
- 警固断層帯のような、直下の脅威源が地図の上で可視化されていない
- 海のレジャー・漁業・港湾の「入っていい/いけない」が、規則の側に散らばっている
- 発災後に「何が起きたか」を後から検証できる記録が、手元に残っていない
3つのアプローチ。
新しい観測を足すのではなく、すでに公開されている国のデータの解像度を、住民が判断できるところまで降ろすのが基本方針です。出典はすべて公的機関のもので、根拠と一緒に表示します。
メッシュを、1棟に降ろす
PLATEAU の実測建物形状に防災科研 J-SHIS の表層地盤を重ね、建物1棟ごとに揺れの増幅率・推定固有周期・液状化のしやすさ・30年で震度6弱以上となる確率を算出します。福岡市では全域 355,491 棟で稼働中。
報告書を、地図にする
県・市が PDF で公表した被害想定を、市区町村単位の地図とデータに起こします。数値は突き合わせて検算したうえで載せ、報告書側の言い回し(「わずか」が 0 を意味しないなど)まで含めて、誤読しない表示にします。
起きたことを、残す
気象庁の観測データを継続的に蓄積し、後から検証できる形にします。訓練の振り返り、住民広報、議会説明に、そのまま使える記録として残していきます。

届く線を、先に引く。
距離減衰式と増幅率による推定で、南海トラフは県の公式アセスメントと一致(最大5強)しましたが、警固断層帯の南東部は、公式が震度7とする7区のうち3区までしか届きません(点震源近似で、破壊の指向性と深部盆地を見ていないため)。
ボーリング調査の代わりにはなりません。
公式な被害想定の代替でもありません。
ご支援プラン
まず対象自治体のデータを重ねて現状を可視化し、そこから住民向けの公開ツール、年次更新へと段階を踏みます。
可視化診断
- 対象エリアの公的データ取り込み
- 1棟/1地点単位の可視化
- 公式ハザードマップとの突き合わせ・検算
- 公開範囲と表現の設計案
住民向け公開ツール構築
- 住所検索から1棟カルテまでの導線
- 地図・3D の UI 構築
- 被害想定の地図化
- 限界表示・出典表示の設計
- 広報・訓練での運用設計
運用・年次更新
- J-SHIS・PLATEAU の年度更新
- 長期評価の改定への追従
- 観測記録の継続蓄積
- 近隣自治体への横展開
数字で見るこの領域。
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建物1棟ごとの揺れやすさは、どうやって出していますか?
PLATEAU の実測建物形状に、防災科研 J-SHIS の表層地盤を重ねて算出しています。建物1棟ごとに、揺れの増幅率・推定固有周期・液状化のしやすさ・30年で震度6弱以上となる確率を出します。福岡市では全域 355,491 棟で稼働中です。
公式のハザードマップや被害想定の代わりになりますか?
なりません。想定震度も液状化も簡易推定で、特定の建物の被害を保証するものでも、公式な被害想定の代替でもありません。判断の入口として使い、公式の調査へ繋ぐ設計にしています。
想定震度は、どのくらい公式と合っていますか?
南海トラフは、県の公式アセスメントと一致しました(最大5強)。一方、警固断層帯の南東部は、公式が震度7とする7区のうち3区までしか届きません。点震源で近似しており、破壊の指向性と深部盆地を見ていないためです。
費用と期間は、どのくらいですか?
可視化診断が 80〜150万・3〜4週間、住民向け公開ツール構築が 300〜800万・3〜6ヶ月、運用・年次更新が年 150〜400万です(税別・2026年9月時点)。まず可視化診断から段階を踏むのが基本です。
県や市の被害想定の PDF を、地図にしてもらえますか?
できます。市区町村単位の地図とデータに起こし、数値は突き合わせて検算したうえで載せます。報告書側の言い回し(「わずか」が 0 を意味しないなど)まで含めて、誤読しない表示にします。
新しい観測機器の設置は必要ですか?
必要ありません。新しい観測を足すのではなく、すでに公開されている国のデータの解像度を、住民が判断できるところまで降ろすのが基本方針です。出典はすべて公的機関のものです。
一緒に、祭を起こしませんか。
