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公開 / 本番公開中の自社プロダクト

風レイヤー航法 熱気球シミュレーター

— 舵のない乗り物を、高さだけで動かす

熱気球に舵はありません。動かせるのは高さだけです。ところが高度が違えば風の向きも違う——だから「行きたい方向へ吹いている層」に高さを合わせて乗り移る、それが唯一の進み方です。国土地理院の実標高と福岡上空の実測風をそのまま使い、糸島から脊振までの40×36kmを飛べる3Dシミュレーターにしました。

実際の画面
Target市民 / 教育 / 空域を扱う事業者
Category空間データ / 可視化
Stage本番公開中
FormatWebアプリ(3D・ブラウザ完結)
01 / ISSUE

高度と風の関係は、言葉では伝わらない。

「気球は風まかせ」と言われますが、正確ではありません。上空の風は高度ごとに向きが違い、操縦者はその層を選んでいます。ところがこの関係は、断面図や数値の表で見ても身体に入りません。高さを変えると進む向きが変わるという一点を、触って納得できる形にしたいと考えました。

同時に、これは有人ドローン(eVTOL)の航路計画で扱っている「空を層として読む」問題と同じ構造です。舵のない乗り物に絞ると、層の選択だけが残ります。

02 / WALKTHROUGH

これは、実データで動く。

構想図ではありません。本番URL(balloon.dx-fukuoka.com)でいま飛べる状態です。地形は国土地理院の実標高、風は福岡上空の実測値です。

画面右の風レイヤー表が各高度の風を言葉で示し、いまの目標に近づく層を緑にしています。緑の高さにバーナーで合わせるだけ。下のコンパスで、進行方位(オレンジ)が目標方位(白丸)に重なれば正解です。熱には慣性があるので、先読みが要ります。

発着地は、有人ドローンの発着地候補から選べます。時間帯スライダーを動かすと、別の時刻の風で飛べます。

03 / FEATURES

実装した機能。

  • 風レイヤー表: 各高度の風向風速を言葉で示し、目標に近づく層を緑、現在の層を◆で表示
  • コンパス: 進行方位(オレンジ)と目標方位(白丸)のずれを見ながら層を選ぶ
  • 3Dビュー: 国土地理院の実標高による地形。ドラッグで視点、上空からの俯瞰(40×36km)に切り替え
  • 見どころラリー: 目標地点に投下してスコアを競う。合計スコアと最短記録
  • 時間帯スライダー: 収録した時刻ごとの実測風に切り替えて飛べる
  • スマホ対応: 画面下のボタンで加熱・放熱・投下、ドラッグで視点、2本指でズーム
04 / LIMITS

これでできないこと。

運航の判断には使えません。収録した時刻の実測風で飛ぶシミュレーターで、いまの空の状態を示すものではありません。気象情報は気象庁の発表に従ってください。

発着地は有人ドローンの発着地候補を流用しており、気球の離着陸場所として適地であることを意味しません。

05 / SOURCE

データの出どころ。

  • 標高: 国土地理院
  • 風: 福岡上空の実測値(高度別・時刻別)
  • 発着地: 有人ドローン(eVTOL)航路プランナーで用いた発着地候補
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一緒に、祭を起こしませんか。

空を層として読む話、 お持ちではありませんか。気球・ドローン・ヘリなど、高度ごとの風を扱う計画に関心のある事業者・自治体の方へ。教材としての利用もご相談ください。